まとめてエリサ
複数画像ファイルのサイズ変更などをまとめてバックグラウンドで処理
特徴
  • 複数の画像ファイルのリサイズ、形式変換、JPEG画質変換などをドラッグ&ドロップで簡単に行うことができます。変換処理中に追加のファイルをドロップすることもできます。
  • 変換作業は途中で一時停止したり中止することができます。また、処理の優先度を少し下げていますので、他のソフトウエアでの作業をあまり邪魔しません。
ダウンロード
「まとめてエリサ」はフリーソフトです。

バージョン: 1.2
ダウンロードサイズ: 91KB
機能
入力
  • 画像ファイルをウインドウにドロップします。
  • JPEG形式とビットマップ形式のファイルを処理できます。
  • 入力ファイルの形式は拡張子で判断されます。拡張子とファイルの内容が一致しないものは処理されません。
  • 処理中に追加のファイルをドロップすることができます。処理中のファイルとは別のフォルダにあるファイルでも構いません。
出力設定
  • 出力形式はJPEGまたはビットマップです。3通りの方法で指定できます。
    1. ビットマップ
      全てビットマップ形式で出力します。JPEG形式の入力データはビットマップ形式に変換されます。
    2. JPEG
      全てJPEG形式で出力します。ビットマップ形式の入力データはJPEG形式に変換されます。
    3. そのまま
      入力ファイルと同じ形式で出力します。入力ファイルの形式は拡張子で判断されます。
    ただしいずれの場合も形式の区別はビットマップかJPEGかというレベルで行うだけです。 ビットマップ形式での出力は24ビット形式のビットマップファイル、JPEG形式での出力はカラーのJPEGファイルになります。
  • 出力先フォルダの指定は3通りの方法から選択できます。
    1. 同じフォルダ
      入力ファイルと同じフォルダに出力します。ファイル名の前または後に付加する文字列を指定できますが、指定しなくても構いません。
    2. 指定したフォルダ
      ユーザーが指定した既存のフォルダに出力します。
    3. サブフォルダ
      入力ファイルがあるフォルダに、そのフォルダと同名のフォルダを作りそこに出力します。
      例:C:\Folder\file.jpg → C:\Folder\Folder\file.jpg
      ただしルートフォルダにある場合はドライブ名の1文字目をサブフォルダ名にします。
      例:C:\file.jpg → C:\C\file.jpg
    いずれの場合も既に同名のファイルがある場合はファイル名の後ろに括弧付きの数字を付加して出力します。
  • 画像の縦横の大きさを変更する際は「リサイズ処理を行う」を選択します。リサイズ処理の設定は「リサイズ設定」で行ってください。
  • 拡大時以外でファイルサイズが減らない場合(JPEG)
    この設定は入出力が共にJPEG形式の場合のみ有効です。この設定は画像の大きさよりもファイルのサイズを調節したい場合に便利です。端的に言えばディスクスペースを節約するためにリサイズや画質の調節をする際、出力ファイルが入力ファイルより大きくなってしまう場合の処理を選択できます。
    1. 通常処理して出力
      ファイルサイズに関係なく出力します。出力ファイルは入力ファイルより大きいかもしれません。
    2. 原本をコピーして出力
      ファイルサイズが小さくならない場合は入力ファイルをコピーして出力します。この場合、出力ファイルの内容は入力ファイルと全く同じものです。追加情報を削除するように設定していたとしてもコピーして出力したファイルには追加情報が含まれたままです。
    3. 出力しない
      ファイルサイズが小さくならない場合は出力しません。
JPEG設定
JPEG形式で出力する際の設定を行います。
  • 画質(JPEG量子化率)
    1から100までの整数で指定します。数値が大きいほど入力画像に近い結果を得られますがファイルサイズは大きくなります。
  • プログレッシブモード
    プログレッシブモードでエンコードするかを選択します。
  • 追加情報を削除
    Exif情報など、JPEGファイルに埋め込まれた画像以外の情報を出力結果に残すかどうか選択します。
    • 削除するように設定した場合
      • JFIFデータ(APP0マーカー)は削除されません。
    • 削除しないように設定した場合
      • JFIFデータは出力画像に合わせた内容に書き換えられますがJFIFのバージョン情報と画像の解像度情報は入力ファイルのものをそのまま出力します。
      • JFIF情報以外の追加情報に画像の大きさなどが記録されていて、それらの情報がリサイズ処理などを行ったために実際とは異なるものになったとしても、それらの情報は変更されません。
    この設定は入力データ、出力データがともにJPEG形式の場合のみ有効です。
リサイズ設定
画像サイズを変更するための設定を行います。
  • 変更後サイズの指定方法
    どのくらいの大きさに変更するかは2つの方法で指定できます。いずれの場合も画像の縦横比は可能な限り維持してリサイズされます。
    1. 指定サイズに収まるように
      縦方向、横方向の基準となるピクセル数を指定してそれに収まる最大の大きさに拡大、縮小します。
      • 縦方向だけ、横方向だけのピクセル数を指定することもできます。
      • 拡大だけ、縮小だけを行うこともできます。
      注意:縦方向または横方向だけの基準サイズを指定して拡大するように設定すると、基準サイズを指定しなかった側のサイズが非常に大きくなることがあります。そのような場合プログラムが異常終了する可能性があります。
    2. 倍率を指定
      元のサイズの何パーセントの大きさにするか指定します。
  • アンチエイリアシング
    拡大、縮小をおこなう際にアンチエイリアシング処理を施すかどうか選択します。
その他
  • 入力データと出力データの形式の組み合わせに関わらず、入力データの解像度情報(入力がJPEGの場合はJFIF情報の中の解像度情報)が出力されます。
  • 処理は一時停止、中止することができます。ただし実際に停止、中止されるのは一時停止または中止の指示を受けた時点で処理しているファイルが出力されるか出力する必要が無いことが判明した後です。
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